出版社内容情報
紀元前10世紀頃、無文土器文化との接触により九州北部の縄文文化が変容を遂げてはじまった弥生文化。水田稲作・畠作の定着、集落の多様化と集落間関係の複雑化、拡大していく社会とそれを支えた祭祀の発達など、弥生文化のダイナミズムをビジュアルに解説する。
内容説明
紀元前10世紀ころ、無文土器文化との接触により九州北部の縄文文化が変容を遂げてはじまった弥生文化。水田稲作・畠作の定着、集落の多様化と集落間関係の複雑化、拡大していく社会とそれを支えた祭祀の発達など、弥生文化のダイナミズムをビジュアルに解説する。
目次
弥生文化とは?弥生時代とは?
弥生文化をどのようにとらえるのか
縄文文化から弥生文化への変容
弥生文化・弥生時代の枠組み
弥生文化の農耕技術
弥生文化の食糧事情
日常生活の道具
弥生文化の集落
人びとのすがたと人口
集落間、地域間の関係の進展
祭祀・儀礼の発達
集団間の争い
墓からわかること
弥生文化の世界観を探る
弥生文化をとりまく世界
石製利器から鉄製利器へ
祭祀の変質
墳丘墓の展開
記録された弥生文化
前方後円墳の成立
超大型集落の終焉と弥生社会の特質
著者等紹介
安藤広道[アンドウヒロミチ]
1964年生まれ。神奈川県出身。慶應義塾大学文学部教授。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得。横浜市歴史博物館学芸員、東京国立博物館研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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