掘るだけなら掘らんでもいい話―藤森栄一考古学アンソロジー

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787723178
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C1021

出版社内容情報

戦後、考古学という学問の魅力を多くの若者に強く印象づけ、希望と勇気をあたえた在野の考古学者、藤森栄一。没後50年という節目の年にあたり、藤森の重要論文(縄文農耕論、弥生文化論、古墳の地域的研究、諏訪大社研究)と考古学とは何かを鋭く問うエッセイを一冊に収録。

内容説明

在野の考古学者の巨星・藤森栄一、没後五十年。縄文農耕、弥生文化、古墳の地域的研究、諏訪大社に関する重要論文と、考古学とは何かを鋭く問うエッセイ。

目次

1(掘るだけなら掘らんでもいい話;考古学への想い;考古学者は何をしてきたか)
2(原始焼畑陸耕の問題;中期縄文文化論;中期縄文土器とその文化;縄文中期植物栽培の起源;諏訪湖の大きかった時と小さかった時;弥生式文化に於ける摂津加茂の石器群の意義に就いて;信濃諏訪地方古墳の地域的研究(抄)
諏訪大社)
3(発掘ジャーナリズム;中央道と埋蔵文化財;“埋文”は何もいわないが…)

著者等紹介

藤森栄一[フジモリエイイチ]
1911‐1973。長野県諏訪郡上諏訪町(現諏訪市)生まれ。旧制諏訪中学校卒業。在学中より諏訪地域のさまざまな遺跡をめぐり、やがて両角守一の教えもあり、発掘調査を行うようになる。その後、森本六爾から大きな影響を受け、考古学研究に邁進する。1942年に応召、中国、南方方面を転戦し、1946年に復員。1948年、諏訪考古学研究所を設立。諏訪湖曽根遺跡や八ヶ岳山麓の井戸尻遺跡、曽利遺跡、藤内遺跡などの発掘調査を進めると共に、長野県考古学会会長を務め、諏訪湖やビーナスラインの自然・遺跡保護運動に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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moonanddai

11
在野の考古学者、藤森栄一のエッセイというか論文アンソロジー。考古学は疎いのですが、表題が面白そうなので読んでみました。読んでみると昭和13年頃、京大教授による寺宝窃盗事件に対して発した(とはいえ当時は未発表)言葉らしい。考古学は蒐集癖から始まったのが事実だが、掘って集めて自分だけのものにしてていいのか!ということ。また「考古学はあくまで、編年学ではなく、遥かかつての世にいなくなった人々の生活や感情を知るための学問であるはず」とも言う。なるほどすごい人であったようです。2024/07/15

海星梨

8
半分以上読んだので読了とする。考古学エッセイだと思ったら、90年代の文章だし、Ⅱは全く考古学わからんのでチンプンカンプンなので飛ばしました。貸出期限が迫ってるし。メソポタミアや中国文明は、記録が残っているので、何かが出れば何かはっきりわかるが、日本ではそういうものは何も出ない。何もない考古学で、名もなき人々の声を聞く魅力がある。とか、農耕化は何を作ったのかではなくて、どういう環境になって作るようになったのかが大事だ。とか、面白いエッセンスはたくさんあった。2024/05/12

Mentyu

2
考古学のあり方に苦悩する時、藤森栄一を読むと、肩を並べて座って話し合ってくれているような感覚になる。そういう人にのみ強く響くのかもしれない。2023/12/15

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