出版社内容情報
地元の研究者・宮坂英弌による遺跡の解明と保存活動の軌跡をたどりながら、自由奔放で勇壮な精神あふれる土器群を残した長野県八ヶ岳西南麓の縄文人たちの生活にせまる。改訂版では、尖石遺跡のとなりにある与助尾根遺跡と合わせて新たにわかってきた縄文集落の姿を解説。
内容説明
自由奔放で勇壮な精神あふれる土器群を残した八ヶ岳西南麓の縄文人たち。彼らの生活を知りたいと、竪穴住居址の発掘、縄文集落の解明、そして遺跡の保存へと、みずからの生涯を賭けた地元の研究者・宮坂英弌の軌跡をたどり、縄文集落研究の原点とその重要性を熱く語る。
目次
第1章 尖石物語(縄文のふるさと;開墾の鍬と尖石遺跡 ほか)
第2章 尖石遺跡の発掘(炉址をねらえ;竪穴住居を掘る ほか)
第3章 原始集落の復原(与助尾根遺跡の発掘;縄文集落の復原 ほか)
第4章 特別史跡・尖石遺跡の今と未来
著者等紹介
勅使河原彰[テシガワラアキラ]
1946年、東京都生まれ。明治大学文学部卒業。文化財保存全国協議会常任委員。第2回尖石縄文文化賞、第13回藤森栄一賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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