出版社内容情報
アンッシ・ヨキランタ[アンッシヨキランタ]
写真
ペッカ・ユンッティ[ペッカユンッティ]
著・文・その他
アンナ・ルオホネン[アンナルオホネン]
著・文・その他
イェンニ・ライナ[イェンニライナ]
著・文・その他
田中 淳夫[タナカアツオ]
監修
上山 美保子[ウエヤマミホコ]
翻訳
内容説明
森と湖の国の暗翳を暴く!絶望の林業の始まりは、ロシアとの冬戦争だった…
目次
1 これがかつてのフィンランドの森(昔々の森のおはなし―私たちが失った森のこと;トゥルクの町よりも古いマツ―現存している古木の中で最長寿の木は、コロンブスが新大陸を発見した頃に芽吹いている ほか)
2 痕跡(伝承街道―消滅の危機にある、民族叙事詩カレワラをフィンランドへと伝えた中世から続く街道;向かう先は、次なる伐採―オリエンティア、ミンナ・カウッピ、瀕死の苔むした森に途方に暮れる ほか)
3 新旧交代(バイオレメディエーション 生物学的環境修復―製紙(パルプ)業界が多くの人を惹きつけるバイオエコノミーへ変貌した道のり
計算せよ、信ずるな―研究者サンポ・ソイマカッリオにとって、気候変動における森の役割は自然科学の現実であって、私見を求めるものではない ほか)
4 選択のとき(未来への遺産―いかにして森の捕食者クズリが森の守護神になったのか、いかにしてこの森を次の世代も享受できる森にしようと多くの人が考えているのか;森林売買という名の森林破壊―森を森として維持した方が皆伐を繰り返すよりも生産性が高いことがわかっているにもかかわらず、なぜ、沈黙しているのか ほか)
著者等紹介
田中淳夫[タナカアツオ]
1959年大阪生まれ。静岡大学農学部を卒業後、出版社、新聞社等を経て、フリーの森林ジャーナリストに。森と人の関係をテーマに執筆活動を続けている
上山美保子[ウエヤマミホコ]
東京生まれ。東海大学文学部北欧文学科卒業。大学在学中にフィンランド・トゥルク大学人文学部フィンランド語学科留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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