内容説明
「週刊新潮」の表紙絵を描き続けて二十三年。成瀬さんの作品は、長年住んでいる美しい安曇野の自然から生み出され、穏やかな幻想世界を描いています。本書は、その中から愛らしい猫をテーマにまとめた画文集。妻憲子さんが、ユーモラスに愛猫ムラカミとハルキへの想い出を綴っています。
目次
ムラカミは「村神」だった
夫の股ぐらの子猫
犬を貰ったときのことを思い出す
猫と暮らし始めて
ムラカミとハルキのルーツ
猫との日々、そしてハルキの死
二十一歳まで生きたムラカミ
すべては円の中
著者等紹介
成瀬政博[ナルセマサヒロ]
1947年大阪生まれ。大阪外国語大学を卒業後、裁判所に勤務する傍ら、絵本、詩集、エッセイ集などを出版。1983年に画家・イラストレーターとして本格的に活動を開始する。1989年、大阪から安曇野に移住。1997年春より「週刊新潮」の表紙絵を担当し現在に至る
成瀬憲子[ナルセノリコ]
1949年、兵庫県生まれ。桜美林大学卒業。1976年、大阪の画廊ではじめての個展をする。当時シングルファザーであった政博とそのとき出会って結婚。エッセイ集の他に、画集、詩集、写真集も出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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