内容説明
易経は最古の帝王学。変化の法則を知り「時」と「兆し」を察する直観力を養う書。その中から龍の成長物語である「乾為天」だけを取り上げ、やさしく解説!
目次
序章 「占わなくてもわかる」―易経との出合い(龍が導くリーダーへの道;龍の話を読むコツ)
第1章 潜龍から乾〓―志を打ち立て修養に励む(志を打ち立てる―潜龍;師となる人物に見習う―見龍 ほか)
第2章 躍龍から亢龍―リーダーとして立つために(飛躍の「機」をとらえる―躍龍;雲を呼び、雨を降らす―飛龍 ほか)
第3章 リーダーの原理原則―易経の基礎知識(龍の話の構成;天の働きが教える原理原則 ほか)
第4章 「時」と「兆し」を観る目を養う(物事は窮まった時に変化する;兆しはかならず報せてくる ほか)
著者等紹介
竹村亞希子[タケムラアキコ]
易経研究家。東洋文化振興会相談役。1949年名古屋生まれ。中国古典「易経」を、占いでなく古代の叡知の書としてわかりやすく紹介。全国の企業、官庁で講演やセミナーを開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ショウジ
13
易経といえば占いのことと思い込んでいました。ですが、本書を読むとその考え方は間違っていたとわかります。帯に「善く易を為むる者は占わず」と書かれていますが、まさにこの通りだと思いました。易経を読みこなし実践すれば占いは必要なくなると思いました。陰の巻と合わせてもう一度読み直したいと思います。2022/05/08
西郷どん
5
龍の成長から衰退までの話。 深いです。 その時々で何をするべきなのか考えさせられます。読みやすくて良書です。2023/09/01
ハカイダー01
1
龍の話2024/02/28
くらちゃん
1
陰と陽については、相対的で、男なのに陰じゃ?と思っても社員ならありですし、経営者なや陽と思っても、その考えを知り後からついていけばよい・・・とは目からうろこです。
ko ma
0
上司からおすすめされた本。随所に教訓となるような考えが書いてあり、何度も読み返したい本となった。易経に触れたのは初めてだったが深く興味を持った。2025/02/11