シリーズ「遺跡を学ぶ」<br> 沖縄戦の発掘 沖縄陸軍病院南風原壕群

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シリーズ「遺跡を学ぶ」
沖縄戦の発掘 沖縄陸軍病院南風原壕群

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787719379
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C1021

内容説明

沖縄戦のさなか、那覇市の南となり南風原(はえばる)町に、沖縄陸軍病院の地下壕群がつくられた。「ひめゆり学徒隊」も看護助手として動員され、米軍の砲撃にさらされるなかで多くの負傷兵を収容し治療にあたった。発掘調査から壕の実態をあきらかにする戦跡考古学の実践。

目次

第1章 沖縄戦の病院壕へ(沖縄戦の病院壕へ;海のない町、南風原;沖縄の文化と歴史)
第2章 沖縄戦と沖縄陸軍病院(沖縄陸軍病院の設置;那覇空襲と南風原移転;沖縄地上戦と南風原壕群の惨禍)
第3章 壕群の荒廃と保存(埋もれていく南風原壕群;関心の高まりと遺骨収集事業;地元の記録と保存活動;実体解明へ)
第4章 よみがえる病院壕(壕群の配置;遺骨収集で掘り下げられた壕;ひめゆり学徒隊が使用した壕;当時の様子を伝える壕;そのほかの第二外科の壕)
第5章 沖縄戦を未来に伝える(壕の公開と見学の試み;これからの南風原壕群)

著者等紹介

池田榮史[イケダヨシフミ]
1955年、熊本県天草市生まれ。國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻(考古学系)博士課程前期修了。現在、琉球大学国際地域創造学部(地域文化科学プログラム)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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翔亀

36
【沖縄47】この「遺跡を学ぶ」シリーズは、縄文遺跡巡りをしていた頃、ちょくちょくお世話になった。遺跡の現地での展示がしっかりしていれば行って見ればよいのだが、そういう遺跡ばかりではないからだ。いずれにせよ、遺跡をこの目で見る手引きとしてこのシリーズは有り難い。■この考古学のシリーズに何故、沖縄戦があるのだろう。戦争遺跡は世界的な潮流だが(ダークツーリズム)、沖縄ならではの理由があるようだ。沖縄陸軍病院南風原壕群は、国の法改正に先立って日本で初めて文化財に指定された戦争遺跡。地元の南風原(はえばる)町の↓2021/12/31

kk

0
戦跡考古学の実践例。 野戦病院壕の発掘調査により壕内部のベッドの位置、埋め置かれた薬品類の様相までが明らかにかなり、新しい時代であっても考古学的調査手法は有効だと気づかされる。 ただ、火焔放射器による焦土層など生々しい痕跡も多く、地上戦の悲惨な記憶もあって、どうしても遺跡を客観視しきれない。これは良くも悪くも近現代考古学の大きな特徴だとおもう。2019/08/25

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