内容説明
タイ・ミャンマー国境の町で30年にわたり、難民・移民に無償診療を続けている「メータオ・クリニック」。国際ボランティアとして、体当たりで赴任した日本の医療従事者たちが、現地スタッフや患者とともに戸惑い、傷つき、成長し、交流と支援を続けた10年間を綴った珠玉のリレーエッセイ。
目次
1 国境の難民診療所―体当たりの医療支援(2009.6‐2010.8 「メータオ村」で過ごした日々)
2 国境の医療者たち―なんでも屋、ときどき看護師(2011.8‐2013.9 国境の医療者たちの強さと優しさ;2012.7‐2014.9 きっとたくさんある「私にできること」)
3 国境の変化のなかで―できることを一歩ずつ(2014.8‐2015.9 いまできることを明日からもひとつずつ;2015.8‐2017.9 すぐに変わらなくても自分にできることを;2017.8‐2018.9 看護スタッフたちの成長を見守って)
4 国境を見つめ続けて(2007.7‐2009.5 国境の未来を見つめて;日本のみなさんへ;一〇年にわたる活動を振り返って;いのちを支えるつながりを見つめて;メータオ・クリニック支援の会(JAM)とともに歩んで―寄せ書き JAM設立一〇周年と本書出版に寄せて)
著者等紹介
渋谷敦志[シブヤアツシ]
1975年生まれ。写真家、フォトジャーナリスト。立命館大学産業社会学部、英国London College of Printing卒。国境なき医師団日本主催MSFフォトジャーナリスト賞、日本写真家協会展金賞、視点賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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