出版社内容情報
土器で唯一国宝となっている笹山遺跡の火焔土器群をカラー写真で大きく取り上げ、それを育んだ信濃川と豪雪地帯の縄文文化を紹介。ダイナミックな突起とうねるような文様が器面をおおい、縄文土器の頂点とされる火焔型土器。それが質・量ともに豊富に出土した、世界有数の豪雪地帯である新潟県十日町市の笹山遺跡は、火焔型土器の造形美や変遷、生み出した縄文人の集落や生活を知るうえで貴重な遺跡である。
第1章 笹山物語
1 火焔型土器の発見
2 姿をあらわしたムラ
3 縄文土器では最初の国宝に
第2章 火焔型土器を解読する
1 火焔型土器とは
2 火焔型土器の種類
3 火焔型土器の装飾
4 火焔型土器の系譜
5 火焔型土器は何に使ったのか
第3章 雪と信濃川が育んだ文化
1 火焔型土器のクニ
2 雪と信濃川が育む
第4章 笹山縄文人の暮らし
1 生業を語る石器
2 生活を彩る道具
3 笹山縄文人の四季
4 火焔型土器にみる縄文人のエネルギー
第5章 笹山遺跡の今
1 地震を乗り越えて
2 学術調査の取り組み
3 火焔の都をめざして
石原 正敏[イシハラ マサトシ]
著・文・その他
内容説明
ダイナミックな突起とうねるような文様が器面をおおい、縄文土器の頂点とされる火焔型土器。それが質・量ともに豊富に出土した、世界有数の豪雪地帯である新潟県十日町市の笹山遺跡は、火焔型土器の造形美や変遷、生み出した縄文人の集落や生活を知るうえで貴重な遺跡である。
目次
第1章 笹山物語(火焔型土器の発見;姿をあらわしたムラ;縄文土器では最初の国宝に)
第2章 火焔型土器を解読する(火焔型土器とは;火焔型土器の種類;火焔型土器の装飾;火焔型土器の系譜;火焔型土器は何に使ったのか)
第3章 雪と信濃川が育んだ文化(火焔型土器のクニ;雪と信濃川が育む)
第4章 笹山縄文人の暮らし(生業を語る石器;生活を彩る道具;笹山縄文人の四季;火焔型土器にみる縄文人のエネルギー)
第5章 笹山遺跡の今(地震を乗り越えて;学術調査の取り組み;火焔の都をめざして)
著者等紹介
石原正敏[イシハラマサトシ]
1962年、新潟県生まれ。新潟大学大学院人文科学研究科修了(文学修士)。十日町市教育委員会事務局文化スポーツ部文化財課参事・課長補佐(博物館参事・副館長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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