出版社内容情報
山城地域に所在する古墳時代後期の前方後円墳、物集女車塚古墳の詳細な調査研究の成果など、主に関西・大阪をフィールドに弥生時代・古墳時代の発掘調査と研究を進めてきた著者がこれまで公表してきた古墳時代にかかわる考察を収載する。
第1章 古墳を発掘する 向日市・物集女車塚古墳 ―後期古墳の例
第2章 特異な組合式家形石棺とその系譜
第3章 古墳副葬須恵器の産地推定一例
第4章 物集女車塚の須恵器産地推定・補遺
第5章 「物集女ノ群集墳」の再評価
第6章 前方後円墳集成 地域の概要 河内
第7章 北・中河内の古墳編年と首長墳系列
第8章 北・中河内の前期古墳にみる特質
第9章 埋没横穴式石室墳・七ツ門古墳の位置づけ
第10章 生駒山西麓中部の群集墳形成過程・構成をめぐって
第11章 池上曽根遺跡の初期須恵器と断想
第12章 近畿における吉備型甕の分布とその評価
秋山 浩三[アキヤマ コウゾウ]
著・文・その他
目次
古墳を発掘する 向日市・物集女車塚古墳―後期古墳の例
特異な組合式家形石棺とその系譜
古墳副葬須恵器の産地推定一例―物集女車塚・井ノ内稲荷塚における微細特徴からの追究
物集女車塚の須恵器産地推定・補遺
「物集女ノ群集墳」の再評価
前方後円墳集成 地域の概要 河内
北・中河内の古墳編年と首長墳系列
北・中河内の前期古墳にみる特質
埋没横穴式石室墳・七ツ門古墳の位置づけ
生駒山西麓中部の群集墳形成過程・構成をめぐって―花草山古墳群・五里山古墳群と採集資料の検討
池上曽根遺跡の初期須恵器と断想
近畿における吉備型甕の分布とその評価
著者等紹介
秋山浩三[アキヤマコウゾウ]
1957年大阪府枚岡市(現・東大阪市)生。1983年岡山大学大学院修士課程文学研究科史学専攻修了。(財)大阪文化財センター(非常勤調査員)。1984年向日市教育委員会(嘱託ほか)。1988年(財)向日市埋蔵文化財センター。1993年(財)大阪府埋蔵文化財協会(その後、(財)大阪文化財センターと統合し(財)大阪府文化財調査研究センターに、(財)大阪府博物館協会と統合し(財)大阪府文化財センターに組織名称が変更)。現:(公財)大阪府文化財センター。2006年博士(文学):大阪大学。2013年大阪府立弥生文化博物館(指定管理:(公財)大阪府文化財センター)。2018年3月:定年退職、4月:再任用(専門員)。現在、大阪府立弥生文化博物館副館長兼学芸課長。神戸女子大学・近畿大学・大阪樟蔭女子大学・滋賀県立大学・桃山学院大学講師(非常勤)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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