出版社内容情報
「健康は毎日の食卓から」をテーマに、梅?和子さんが30年以上、実践してきた養生家庭料理。
健康になるための理論を、楽しいイラストで、わかりやすく紹介する役立つ1冊です。
「食べる」ことを基本から考えてみませんか。
梅?和子さんが提唱する陰陽調和料理とは? 重ね煮とは?
キーワードは、人間も自然界という大きな宇宙の中で生きる一つの存在だということです。自然界と人の体の中にある陰と陽のバランスで、考える先人の「食の知恵」が詰まった家庭料理のこと。
陰と陽ってなに? 体を冷やす食べもの、温める食べものとは?
なぜ旬の食べものが体にいいの?
なぜ皮も根も丸ごと食べるの?
なぜ野菜の皮むき、あく抜き、出しもいらないの?等々。
本書で、なるほどと納得できます。
むずかしい理論も作業も必要ありません。
「こんなに簡単でいいの?」
「素材の味がそのままおいしさになっている」
「究極のエコ料理」などと感じられるのではないでしょうか。
ほんのちょっと「食べる」の意識をかえて、
まずは1日のうちの一食からでも楽しみながら、スタートしましょう。
はじめに いまの食生活で大丈夫かな?
1章 鍋の中は小さい宇宙!
Q?1鍋の中の「宇宙」ってなんですか?
Q?2陰と陽は変化するのですか?
Q?3私たちの体にも陰と陽があるの?
Q?4体のなかの陰陽バランスをととのえるには? ?
Q?5体のなかの陰陽バランスをととのえるには? ?
Q?6陰陽バランスの崩れから、どんなことがわかりますか?
Q?7食生活の変化も陰陽バランスを崩す原因?
Q?8食物アレルギーが心配です。妊娠中の食事はどうすればいいの?
Q?9子育て中です。食の大切さを感じますが、これから見直しても大丈夫?
2章 陰陽を調和させ、食べて健康になる!
Q?10陰と陽のバランスを考えた料理作りのポイントは? ?
Q?11陰と陽のバランスを考えた料理作りのポイントは? ?
Q?12季節ごとに旬の食材を食べることがなぜ大切なの?
Q?13旬の食材で陰陽を調和した料理ってなぜおいしいの?
Q?14陰陽を考えた食生活でどんなことが変わりますか?
Q?15「食養生」として伝えられた知恵って、どんなことですか?
Q?16陰陽調和料理では食材の産地も考えた方がいいの?
Q?17「身土不二」は世界各地にもあるのでしょうか?
Q?18野菜が多い陰陽調和料理は下ごしらえや調理がたいへん?
3章 毎日の料理の基本はシンプル
Q?19私たちは食べたい物を食べ過ぎているの?
Q?20穀物、野菜、魚介類が5・2・1って、いまの食事とは違うけれどできるかしら
Q?21食性に沿いながら陰陽調和を考えた献立って、むずかしくないですか?
Q?22肉類や油脂を使う料理、インスタント食品も好きですが、減らした方がい
いですか?
Q?23し好品や牛乳・乳製品をとるうえで注意することは?
Q?24体内に蓄積されているといわれる化学物質などは排出できますか?
ファスティング(超少食断食)の効果と実践方法
4章 食材の陰陽を知り、パワーを生かす!
命を育む3つの柱? 水・塩
水は命の源、塩は生命活動に欠かせないもの。確かな目で選びましょう
命を育む3つの柱? 穀物(豆)
日本人の命を支え、体をつくってきた穀物。豆類を加えて私たちのソウルフードです
食材の性質、選び方と食べ方
調味料の性質、選び方と食べ方
5章 重ね煮の簡単レッスン
重ね煮料理はじめの一歩?
食材を重ね、陰陽を調和させると新しいおいしさが生まれます
重ね煮料理はじめの一歩?
重ね煮料理は、体にも地球にもやさしく働きかけます
重ね煮料理を作りましょう
ふたの閉まる鍋を用意し、野菜を準備します
鍋には陰の食材から順に重ね、ふたをして火をつけます
煮物 旬の野菜と食材で作る筑前煮 鶏じゃが
汁物 具だくさんのみそ汁やスープ 春野菜のみそ汁 たらのトマトスープ
ご飯(主食)いろいろ 3穀ご飯 炒り大豆とひじきご飯
あえ物いろいろ 酢みそあえ 長ねぎの白あえ 3種野菜の重ね蒸し煮
季節ごとに楽しむ野菜 旬のカレンダー
あとがき 大らかに、スタートしましょう
梅崎 和子[ウメサキ カズコ]
著・文・その他
内容説明
yin(陰)ちゃんyang(陽)ちゃんと学ぶ食べることは、生きること。梅崎和子が30年実践してきた健康になるテキスト。古くて新しい一汁一菜の食卓を見直す!!
目次
1章 鍋の中は小さい宇宙!(鍋の中の「宇宙」ってなんですか?;陰と陽は変化するのですか? ほか)
2章 陰陽を調和させ、食べて健康になる!(陰と陽のバランスを考えた料理作りのポイントは?;季節ごとに旬の食材を食べることがなぜ大切なの? ほか)
3章 毎日の料理の基本はシンプル(私たちは食べたいものを食べすぎているの?;穀物、野菜、魚介類が5・2・1って、いまの食事とは違うけれど、できるかしら ほか)
4章 食材の陰陽を知り、パワーを生かす!(命を育む3つの柱;食材の性質、選び方と食べ方)
5章 重ね煮の簡単レッスン(重ね煮料理はじめの一歩;重ね煮料理を作りましょう ほか)
著者等紹介
梅〓和子[ウメサキカズコ]
養生家庭料理研究家。1951年島根県生まれ。病院の栄養士として勤務するなかで、現代栄養学に疑問を感じ、日本の「食養」と陰陽調和の料理を学ぶ。1987年、食と健康を考える仲間とともに「いんやん倶楽部」を設立。以来、「健康は毎日の食卓から」を合言葉に、陰陽調和料理の研究と普及に努める。主宰する料理教室では「重ね煮」の調理法や、養生の知恵をとりいれた日本人本来の食を提案。安心できる素材を厳選して、食品からスキンケア用品まで幅広い分野で商品開発・製造なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。