内容説明
精霊、怪獣、エセ科学…読めば、森を見る目が一変する!?森オタク・田中淳夫が森で遭遇した抱腹絶倒の仰天体験談!
目次
第1部 森は不思議がいっぱい(ソロモンの孤島で精霊に出会う;秘境の湖で未知の怪獣を探せ;巨大洞窟で怖いのはグアノである ほか)
第2部 遭難から見えてくる森の正体(切株の年輪から方位を読み取れ!;人語の響く里山で遭難する;人の道から外れて獣道をたどる ほか)
第3部 森を巡る科学とトンデモ話の間(木登りで仰天の樹上世界を覗く;東奔西走、世界の森に火をつける;パワースポットは誰がつくる? ほか)
著者等紹介
田中淳夫[タナカアツオ]
1959年大阪生まれ。静岡大学探検部を卒業後、出版社、新聞社等を経て、フリーの森林ジャーナリストに。森と人の関係をテーマに執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あずき
17
著者は森林ジャーナリスト。森の中の精霊、怪、森林セラピーの不確かさ、絶滅した狼を輸入するとか… 話題は尽きません。環境問題に繋がるイメージの森にも、世の中には表と裏がありなかなか面白い。そして、田中さんが自宅近くの生駒山に度々出かけては経験するネタ話もほのぼのします。気楽に読めて、ニヤリとします。2017/10/29
Junko Yamamoto
3
森(山)の中に少し入るだけで別世界に行ける。 著者が生駒の山で迷う話は不気味。2019/03/29
ジュリ
3
文明社会に生きている人間は自然の力に弱い。自然を征服するなんて無理。人間は自然と共存していかないと。 著者が車中泊をしているときにラジオを聞いて、同じ怪談を3回も聞いた話は怖かった。2018/03/27
ユ-スケ
2
森にまつわるエトセトラな感じで、気軽に楽しく読める さて、これを読んだ人は森に行きたくなるのか、行きたくないと思うのか?2020/06/13
バジルの葉っぱ
2
探検記にしても、森林の抱える環境問題絡みの文章としてもわりにどっちつかずな・・・、森の絡むエッセイというかんじかなと思って読み終えました。でもあとがきにとにかく体験したことを書こうというコンセプトで書いたとあったので、それならとまぁ納得しました。第三部のトンデモ科学の、パワースポットや森林セラピーや新月伐採などの、怪しげな話などはおもしろかった。2017/03/06