内容説明
資源動員論と「新しい社会運動」論を超えて、トゥレーヌ社会学から現代のグローバル運動を読み解く。現在、従来の組織的な運動イメージから外れるような、流動的で群衆的な運動が増加し、社会に影響を与えつつあるとすれば、運動理論もこれらの運動に適したものへと刷新される必要があるのだ。
目次
第1部 トゥレーヌ(派)社会学とその応用(行為主義の社会学理論;理論にもとづく同時代の解釈と相対化;日本の社会組織・運動への応用:試論)
第2部 新しい社会運動理論へ向けて(社会運動論の系譜と第三のアプローチ;運動の特性と新しい説明理論)
著者等紹介
濱西栄司[ハマニシエイジ]
ノートルダム清心女子大学文学部准教授。1977年京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学博士(文学)。専門領域:社会学理論、社会運動論、社会集団・組織論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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