シリーズ「遺跡を学ぶ」<br> 諏訪湖底の狩人たち 曽根遺跡

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シリーズ「遺跡を学ぶ」
諏訪湖底の狩人たち 曽根遺跡

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  • サイズ A5判/ページ数 93p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787715401
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C1021

内容説明

日本列島中央に位置する山国信州のオアシス諏訪湖。その湖底に、精巧に作られた黒や赤の美しい石の矢尻が大量に埋もれていた。この「湖底の謎」に挑戦し、列島始原の人類を追い求めた坪井正五郎、鳥居龍蔵、藤森栄一らの軌跡をたどり、太古の狩人たちの開拓精神に迫る。

目次

第1章 諏訪湖の輝く宝(日本列島一美しい石鏃;諏訪湖底の謎)
第2章 湖底の謎を追った狩人たち(橋本福松の発見;坪井正五郎と曽根論争;考古学に目覚める地域住民;科学の眼で曽根に迫る;高校生戸沢充則の成果;藤森栄一の徹底研究)
第3章 曽根遺跡を探究する(ふたたび曽根へ;みえぬ湖底の生活の跡;曽根の暮らしは旧石器時代から;縄文時代草創期の単純な土器;美しく、大量の石鏃;掻器という石器の背景;曽根を語る貴重な石器)
第4章 曽根に生きた太古の狩人(狩人の暮らした諏訪湖畔の謎;縄文時代草創期の暮らしぶり;日本列島一美しい石鏃の意味)
第5章 曽根遺跡の保存と未来(諏訪湖の開発と保存運動;曽根遺跡発見一〇〇年、そして未来へ)

著者等紹介

三上徹也[ミカミテツヤ]
1956年、長野県岡谷市生まれ。明治大学大学院博士前期課程修了。現在、長野県富士見高等学校教員。第10回尖石縄文文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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月をみるもの

13
じっさい諏訪湖のすぐそばまで行ってみると ( https://twitter.com/bamboo4031/status/1654842314840510467 )「ちょっと雨が降ったらあふれそう、、、、」と感じたわけだが、湖面の高さが長期的に変動したために曽根遺跡は沈んだのか、それとも水面じゃなくて地面の高さが低くなったのか、あるいは両方なのか、まだはっきりしないってことらしい。いずれにせよコロボックル同様、坪井正五郎先生の湖上集落仮説は否定されちゃったみたいで、哀愁を感じさせられた。。。 2023/05/14

Mentyu

3
先日、諏訪を訪れた際にお土産としていただいた本。曽根湖底遺跡の学史と最新の検証についてコンパクトにまとめている良書である。本書の大部分である明治以来の学史については人間ドラマとしても読みごたえがあり、時間を忘れて没頭してしまった。次諏訪に行ったときは、曽根遺跡の近くまで訪ねてみようかと思う。2017/09/17

やま

2
諏訪湖の湖底に眠る縄文時代の遺跡。学史的にも有名な遺跡ですが、中高生のときに愛読した藤森栄一さんの本に登場し、重要な位置をしめた遺跡でもあります。湖底の不思議な遺跡に心ときめかせた頃を思い出しながら読みました。様々な説をあらたに再検証した結果もあり、読んで良かった本です。2017/02/27

うしうし

1
長野県諏訪湖中にある曽根遺跡を紹介する書籍。曽根遺跡は諏訪湖の水位変動により4000年前頃に水没した。そこから出土する「日本列島一美しい石鏃」である長脚鏃は、縄文時代草創期の「爪形文土器」に伴うもの。出土数が最も多いの曽根遺跡であるが、中部・関東圏をはじめ、近畿地方からも少数出土する。出土遺物には約35000年前に製作された台形様石器もあり、遺跡の形成はその時期まで遡る。調査と文化財保護が極めて未成熟であった時代には遺跡の解釈をめぐって荒唐無稽な説も提出されたが、それを乗り越え遺跡は今も湖底に眠っている。2016/10/10

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