内容説明
3・11福島第一原発事故―。故郷を強制的に追われた人、“自主”的に避難した人、避難を終えて戻った人…。迷いと葛藤を抱えながら、佐賀県鳥栖市に避難した母親たちが人とつながり、支えられ、助け合い、紡いでいった“避難とその後”の物語。
目次
1 革作家の「物語」―福島県浪江町(二〇代)
2 四人の家族と四つのふるさとの「物語」―福島県郡山市(二〇代)
3 常盤家の「物語」―福島県いわき市(二〇代)
4 ホットスポットから避難した家族の「物語」―千葉県市川市(二〇代)
5 イチゴ農家の「物語」―北関東(四〇代)
6 小柳家の「物語」―福島県福島市(三〇代)
著者等紹介
関礼子[セキレイコ]
1966年、北海道生まれ。立教大学社会学部教授。東日本大震災後の2011年5月から、縁あって原発事故避難の問題を調査
廣本由香[ヒロモトユカ]
1988年、東京都生まれ。立教大学大学院社会学研究科博士課程後期課程在籍。2012年から佐賀県鳥栖市をはじめとする原発避難者の問題を調査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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