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文明“後”の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787713186
  • NDC分類 304
  • Cコード C1010

内容説明

文明は組織とともに生まれ、人々の生活のあらゆる領域での組織化を推し進めてきた。「大転換の時代」を迎え、資本主義“後”に来るべき未来社会像として、組織への従属から離れた自由な諸個人の連合による「万人起業家社会」論を提起し、さらに複雑系科学の検討を通して人類史の解明を試み、文明を超えていく道を考える。

目次

「文明」のビフォー/アフター
1 万人起業家社会論―資本主義“後”の世界(市場経済と資本主義経済;「近代」を超える―「自由・平等・友愛」の意味;社会主義経済と創業の自由;企業社会とは何か;「市場・組織・格差」―個人的自由の経済学 ほか)
2 大転換の時代―文明を超えていく道(「文明」を超える―「文明原理」と「反文明原理」;縄文時代の未来的可能性;「国家」を超えていく道;科学革命の展望―モノ・ココロ・カミ;複雑学とは何か―複雑系科学を超えて ほか)
私の個人史
シンポジウム「小野瞭さんの知的挑戦」

著者等紹介

小野瞭[オノリョウ]
1950年、東京都生まれ。1974年、関西大学経済学部卒業。(社)海洋産業研究会勤務。1978年、都市科学研究所勤務。1984年、(株)総合計画機構設立参加。1990年、大阪市立大学大学院経済博士課程修了。京都精華大学人文学部人文学科講師、助教授、教授を経て、1995年より公立はこだて未来大学情報科学部複雑系学科教授。2011年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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