内容説明
ロールズ、セン、スティグリッツの議論の先に何がみえるのか―。不平等と環境危機は克服できる!フランスを代表する経済学者が、成熟した民主主義にもとづく持続可能で公平な発展の道を説く。
目次
序章 繁栄の呪縛
第1章 マルサスの罠―有限性の経済学
第2章 二つの時間の矢―動態経済学
第3章 社会正義の分配―開かれた経済学
終章 「文明病」を超えて―人類の幸福とアリの暮らし
補論1 経済発展と自由
補論2 中国とインド―民主主義・発展・環境危機
日本語版解説 環境危機と金融危機
著者等紹介
フィトゥシ,ジャン=ポール[フィトゥシ,ジャンポール] [Fitoussi,Jean‐Paul]
1942年生まれ。フランスの経済学者。パリ政治学院経済学部教授。フランス経済研究所(OFCE)所長
ローラン,エロワ[ローラン,エロワ] [Laurent,´Eloi]
フランスの経済学者。フランス経済研究所(OFCE)シニア・エコノミスト。パリ政治学院で教鞭をとる
林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年愛知県生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部経済学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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