内容説明
縄文土器には、風土に適応しながら生活する日本列島人として、いま考えるべき何かが込められている。
目次
第1章 縄文土器の世界(縄文土器の特色は地域性にあり;九州の土器 ほか)
第2章 「土器型式」を知ろう(「土器型式」って何?;堆積順で決められた型式 ほか)
第3章 縄文土器の不思議(縄文土器の形は豊富か?;縄文土器に「縄文」は少ない? ほか)
第4章 縄文土器からみた縄文時代(いつから縄文時代?;いつまで縄文時代? ほか)
付録(縄文土器と縄文文化に出会える博物館;本書で紹介している土器の出土遺跡 ほか)
著者等紹介
井口直司[イグチナオシ]
1952年、三宅島生まれ。立正大学文学部史学科卒業(考古学専攻)。現在、東久留米市郷土資料室学芸員、千葉大学非常勤講師、文化財保存全国協議会監査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コマイヌ
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縄文土器の何も知らないのがコンプレックスだったから良い機械だったんだけどさっぱりわからん。2017/10/15
takao
0
p.89 理化学的な年代に依存することになれば、日本の考古学は科学的な学問としての自立性を放棄することになります。 理化学的な年代測定値と考古学の土器編年とは、次元の異なる時間軸なのです。2016/08/10
やま
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昔の楽しかった時が、よみがえって来ました!縄文土器を大観するには、便利です。型式名など専門用語が多いですが、分かりやすく書かれています。2014/01/12
アルクシ・ガイ
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嗚呼タイムトラベルしたい。2013/04/26