内容説明
1万5000年前に何がおこったのか?10万年に一度の気候大変動のなかで、ヒトは土器を発明し、弓矢をもち、定住をはじめた。縄文時代の幕があがる。今につづく生活様式の基盤、縄文文化のはじまりを問う。
目次
1 縄文時代のはじまり
2 地球環境の変動と縄文文化のかかわり
3 縄文時代草創期の遺跡と生活
4 討論―縄文時代のはじまりをどうとらえるか
おわりに 炭素14年代測定および古環境研究の進展と「縄文はいつから!?」
追補 土器はいつから?―土器出現とその年代
著者等紹介
小林謙一[コバヤシケンイチ]
総合研究大学院大学後期博士課程修了、博士(文学)。専門分野、日本先史考古学(縄紋土器・集落研究)。現在、中央大学文学部准教授(日本史学専攻)
工藤雄一郎[クドウユウイチロウ]
東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程修了、博士(史学)。専門分野、先史考古学、第四紀学、年代学。現在、国立歴史民俗博物館研究部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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