ブッダの“気づき”の瞑想

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ブッダの“気づき”の瞑想

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787711861
  • NDC分類 181
  • Cコード C1014

目次

“気づき”とは
四種の“気づき”を確立する経典
“気づき”のエクササイズ(身体を観察する;感覚を観察する;心を観察する;心の対象を観察する)
“気づき”の瞑想のポイント(心の対象(法)は心にほかならない
観察する対象とひとつになる
真実の心と迷いの心はひとつ
争いを超えた道
観察とは教義を植えつけることではない
結び)
付録 三種の訳本について(経典成立の歴史;第二訳本:念処経;第三訳本:一入道経;三種類の訳本の比較)

著者等紹介

ティク・ナット・ハン[ティクナットハン][Thich Nhat Hanh]
1926年、ヴェトナム中部生まれ。一六歳で出家し禅僧になる。1960年代初めにサイゴンで、仏教の非暴力と慈愛にもとづく社会福祉青年学校、ヴァン・ハン仏教大学、ティエプ・ヒエン(相互存在)教団を創設。1966年、平和使節としてアメリカとヨーロッパを歴訪。アメリカ政府やペンタゴンに平和提案を行う。その中立的な立場からの平和と停戦の主張を理由に、政府から帰国を拒否され、以後フランスでの亡命生活に入る。1982年に南部ボルドーに仏教の僧院・共同体である「プラムヴィレッジ」を開き、難民を受け入れ、生活と一体になった瞑想を実践しつつ、著作・講演活動を通じて仏教の教えと平和の実践を説く

山端法玄[ヤマハタホウゲン]
1935年生まれ。禅僧。少年時代に第二次大戦から戦後にかけの飢餓混乱期を経験。高校二年生の時、人生の煩悶を抱えて坐禅を始める。静岡県田方郡函南町長源寺の住職を勤め、現在は隠退。1998年にオーストラリア・バイロン湾に道中庵を建てて住み、その地の道友たちと坐る

島田啓介[シマダケイスケ]
1958年生まれ。精神科ソーシャルワーカー(PSW)・カウンセラー。ワークショップハウス「ゆとり家」主宰。農業をベースにした自給的生活と、からだとこころの癒しの提供に取り組む。1995年、ティク・ナット・ハン師来日ツアーの主催者のひとりとして、オーガナイズに関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ももたろう

9
「注意深く身体のあらゆる部分を観察していくときには、意識的な呼吸を観察します。『息を吸う、髪の毛に気づく。息を吐く、これは髪の毛だと分かる』このように。意識的な呼吸によって《気づき》を保つことが容易になり、身体の一つひとつの部分を観察する努力も持続できるでしょう。意識的な呼吸の他には、声に出さずに各部分の名称を唱え《気づき》の光によってその部分をくっきりと浮かび上がらせていく方法があります。」(P90)2015/07/30

mikio

7
四種(身体、感覚、心、心の対象(ダルマ))の〈気づき〉(マインドフルネス)を確立する基盤とよばれる修行の道は、あらゆる存在を浄化し、嘆き悲しみを乗り越え、苦痛や不安を残らず解消し、正しい道を歩み、涅槃に達するための「もっともすぐれた道」なのである。『サティパッターナ・スッタ』2021/08/10

めかぶこんぶ

5
近年注目を集めるマインドフルネス瞑想の根源である、気づきの瞑想に関する解説書。根底にある仏教典の四念処経の平易な日本語訳に始まり、その一つ一つを細かに解説してくれている。内容は勿論簡単ではないものの、平易な文章、丁寧な解説で、前提知識がなくとも十分に読めるものとなっている。さらにそれらの知見が具体的な方法論としてのエクササイズに落とし込んで解説されているため、実践に活かしやすいという面でも良い。仏教について深く学びたいという思いがなくとも、瞑想を学びたいと考えているなら手に取る価値はありかと思う。2020/05/10

ishin10

3
身体も心も呼吸も、刻刻と変化し、いつか失われる。自分のもの、と言えるものではないのだ。しかしそれをよく観察すると、「生きている」という事実と「何も持っていないという真実」の接点が浮かび上がってくる。それが呼吸だ。そのことに気付き呼吸や身体に集中することで「苦しみから離れる」ことを実践したブッダの経典を読み解きながら解説しているのが本書である。(追記)突き詰めれば、自然とすべきことはなされる、それをしている自分を見る、ということ自体が「気づき」となる、ともいえる。2021/08/20

ミー子

3
2500年前にブッダが説いた瞑想法は、長い年月の間に様々な訳出や分派・変形が生じているが、この本では、ブッダが当時説いた内容に近いと考えられる経典を選び、訳出・解説したもの。ティク・ナット・ハン師の体験に裏打ちされた文章は、分かりやすいけど深くて根源的。このような本が日本語で読めるのは本当にありがたい。あとは日々の生活の中で心がけて実践するのみ(それが1番難しい)。2018/04/30

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