内容説明
『となりのトトロ』で一躍有名になった緑あふれる狭山丘陵は、3500haの広大なエリアに多様な生物が生息する、きわめて貴重な「東京の里山」だ。都心から1時間ほどの距離にもかかわらず、武蔵野を思わせる豊かな雑木林と水辺空間を今に残している。この狭山丘陵の魅力を地元在住の写真家が、数年にわたり四季を克明に追いかけた、最新の写真集。
著者等紹介
広瀬敦司[ヒロセアツシ]
1972年東京都東村山市生まれ。1993年日本写真芸術専門学校卒業後、写真家・樋口健二氏に師事。当初より高尾山をテーマにネイチャーフォトをめざし、後にブナ林を追いかけ伊豆の天城連峰に通いつめる。2008年より狭山丘陵に目を転じ、今に至る。日本写真協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベランダ
2
狭山丘陵は多摩丘陵と20キロの距離で双子のようなものだと書いてある。狭山丘陵は閉鎖独立的で、空から見ると緑の島のように見えるそうだ。(多摩丘陵は連続しているそう)多摩湖、狭山湖は、明治の終わりに作られた。当時、いくつかの集落が湖底に沈んだそうだ。知り合い(明治生まれ)がその工事にかり出されたことを小学生の頃聞いたことがあり、見ているといろんな想いが出てくる。破壊された場所もたくさんあるけど、この写真集のように守られた場所もあります。心の中にいつもこの場所の昔の風景が出てきます。なぜか胸が痛い?2018/02/23
まめち
0
行ったことがある場所もあるけれど、違う目線を教えてもらって、また行きたくなった。2014/02/08
timeturner
0
狭山丘陵を歩きたくなったけど、素人には大変なのかな。2013/11/22