内容説明
埼玉古墳群に埴輪を供給するために操業を開始した生出塚埴輪窯。製品は埼玉古墳群を頂点とする北武蔵を中心に、遠く南武蔵や東京湾沿岸へも運ばれた。東日本最大級の規模を誇る生産と供給の実態を解明し、埼玉政権の盛衰と地域首長間の交流の様相を埴輪から探る。
目次
第1章 姿をあらわしたみごとな埴輪
第2章 東日本最大級の埴輪生産遺跡
第3章 生出塚窯産埴輪の造形
第4章 埴輪が語る古墳時代社会
第5章 埴輪生産遺跡の諸相
第6章 生出塚遺跡の今、これから
著者等紹介
高田大輔[タカダダイスケ]
1975年、埼玉県生まれ。日本大学文理学部教育学科卒業。財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団調査員補を経て、2001年、鴻巣市入職。『鴻巣市史』の編さんに携わる。現在、埼玉県企画財政部市町村課派遣(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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