出版社内容情報
1973年12月、35歳の詩人は、妻と10歳、6歳、1歳の三人の子供を連れて、インド・ネパールへと旅立った。ブッダガヤ、ラジギール、ヴェナレス、アヨーディア…へと続く、ヒンドゥ教・仏教の聖地巡礼の一年間の旅の日々を、詩人は七冊のノートに克明に書き残していた。
目次
バンコック
カルカッタ
ブッダガヤ
ラジギール
ヴェナレス
ヴェナレス(ハウスボート)
サールナート
クシナガラ
アヨーディア
ヴリンダーヴァン
ハリドワール
リシケシ
シムラ
マナリ
著者等紹介
山尾三省[ヤマオサンセイ]
1938年、東京・神田に生まれる。早稲田大学文学部西洋哲学科中退。67年、「部族」と称する対抗文化コミューン運動を起こす。73~74年、インド・ネパールの聖地を一年間巡礼。75年、東京・西荻窪のほびっと村の創立に参加し、無農薬野菜の販売を手がける。77年、家族とともに屋久島の一湊白川山に移住し、耕し、詩作し、祈る暮らしを続ける。2001年8月28日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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