内容説明
歴史的なパースペクティブを視野に入れながら、寡占市場における企業行動の分析手法を検討するとともに、それとの関連で産業体系の変化と経済発展のメカニズムを究明する。また、日本産業の展開過程を豊富なデータで裏づける。産業組織論および産業構造論のテキストとしても最適。
目次
産業組織論と産業構造論
産業構造の分析
日本経済と産業構造の展開
反トラスト政策の歴史と産業組織論の理論構成
市場集中
寡占と市場行動
製品差別化
参入条件
垂直統合・多角化
企業の理論―企業としての統合と企業間関係
21世紀の産業組織―産業組織の展望
産業政策と国の競争力
著者等紹介
安喜博彦[ヤスキヒロヒコ]
1940年大阪府に生まれる。1963年大阪府立大学経済学部卒業、1968年大阪市立大学大学院経済学研究科博士課程修了。関西大学教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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