内容説明
天智天皇から持統天皇までの古代史を復元し、九州王朝説を補強。古事記・日本書紀に記された干支を詳細に検討し、上代に使用されていた暦を推理する。
目次
第1章 大海人皇子は九州王朝の皇子である
第2章 天皇ではなかった持統と抹殺された高市天皇
第3章 怨霊となる天皇
第4章 上代特殊仮名遣い消滅の理由
第5章 古事記の使用した暦
第6章 元嘉暦と歳次干支‐法隆寺釈迦三尊像―上宮法皇は聖徳太子ではない
第7章 続・元嘉暦と歳次干支‐天寿国繍帳銘―再建法隆寺の謎
第8章 友田吉之助説「異種干支紀年法」を駁す
第9章 古事記は日本書紀の「草稿」である
著者等紹介
砂川恵伸[スナガワケイシン]
1947年沖縄宮古島に生まれる。1965年琉球政府立宮古高等学校卒業。1972年広島大学医学部卒業。1973年厚生連尾道総合病院勤務を経て、1981年より沖縄県立宮古病院勤務(外科)。2001年2月同院を副院長で退職。2001年2月より社会福祉法人・介護老人保健施設栄寿園勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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