内容説明
現代社会のひずみや荒廃は市場原理至上主義がもたらしたものではないだろうか。成長神話にもとづく開発経済、大量消費からの離脱を説き、農林漁業の再建による「ゼロ成長」社会への転換の方途を考える。
目次
第1章 「水俣」から何を学んだか
第2章 経済発展と生活環境の破壊
第3章 食環境と経済を考える
第4章 社会的費用とゼロ・エミッション
第5章 日本のエコロジー
第6章 GNP社会を超えて
補章 グローバリズムと食と農
著者等紹介
須藤正親[スドウマサチカ]
1941年、東京都生まれ。現在、長野県麻績村百姓、東海大学教授、吉林師範大学客員教授、早稲田大学大学院非常勤講師
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