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病から古代を解く―『大同類聚方』探索 (改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787700032
  • NDC分類 499.8
  • Cコード C1021

内容説明

日本最古の医薬事典『大同類聚方』(808年)には、何某の処方と古代史の登場人物がつぎつぎに姿をあらわす。古典医学の処方から作家の自由な想像力が縦横にかけめぐる。

目次

古典医術から古代を読む
神方から古代を探る
出土品から古代医術を推理する
公家・豪族の処方を見る
ロマンと処方
渡来人の処方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びっぐすとん

8
職場本。奈良時代の天然痘の話『火定』を読んで、古代の治療が気になり読んでみた。病名も症状がわかるものが多く、今でも漢方で使われている薬草、薬石もある。どこの誰のレシピという記載があるのが、かつて薬は秘伝だったんだなというのが判る。神様から貰ったレシピもあって、製薬会社に勤めていた時、会社が神農様の祭礼に参加してたことや、得意先にお飾りを配ったことがあったなと思い出した。道鏡が皇極女帝のオシリの病気を治療していて、密室に二人で籠るからウワサになったのでは?という説も面白かった。2018/04/19

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