中国マルクス主義の原像―李大〓の体用論的マルクス主義

中国マルクス主義の原像―李大〓の体用論的マルクス主義

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  • サイズ B6判/ページ数 348p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787700025
  • NDC分類 309.322
  • Cコード C1022

内容説明

中国現体制の根本原理はここから始まる。20世紀前半、列強による侵略と軍閥割拠の中国で、民衆による中国解放の理論と運動づくりに苦闘した、中国共産党創立者の一人、李大〓の思想を詳細に検討する。

目次

第1章 『言治』期における李の思想的営為
第2章 留学期における李の思想的営為
第3章 中国再生への模索
第4章 李大〓のマルクス主義受容
第5章 マルクス主義理論の現実への適用とその困難
第6章 世界同時革命理論の形成
終章

著者等紹介

木下英司[キノシタエイジ]
1956年、鳥取県に生まれる。1989年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(社会学専攻)満期中退。現在、日本大学文理学部非常勤講師。専攻は中国近・現代思想史、中国農村家族研究
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