目次
春、いちばんさきに咲く花のひとつです。
これがタンポポの種!
種がじめんにおちてから12日後のタンポポです。
1週間たちました。
本葉が出てきました。
さあ、もうすぐ春がやってきます。
つぼみが、かおを出しました。
花が咲きました。
小さい花が、たくさんあつまって、ひとつの花になっています。
いくつあるか、かぞえてみました。
花のなかは…
タンポポは、たおれてしまいました。
種ができるようすを、のぞいてみましょう。
綿毛が、きれいにひらきました。
さあ、とんでいけ!
著者等紹介
赤木かん子[アカギカンコ]
1984年、“子どもの時に読んだ本をお探しします”の「子どもの本の探偵」でデビュー。新聞、雑誌などで本の紹介を始める。ひょんなことから小学校の図書館の改装を始め、棚に欲しい本が存在しないことが多いことから、足りない本を作り始める。また、調べ学習の発表を見て出典すら書いてないことに驚いたことから、子どもたちに調べ方を伝える授業を始める
藤井英美[フジイヒデミ]
1947年、東京都に生まれる。管弦楽、室内楽、器楽、オペラ、邦楽などの公演を動画に収録する。現在撮りつづけるテーマは、日本の里山とミツバチの世界。茂木日本ミツバチの会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shiho♪
17
赤木かん子さんの1年生から使える科学シリーズ。写真絵本。普段見ることのない、つぼみの中や、種ができるときの冠毛(かんもう)の様子も断面で紹介されている。 種が落ちて芽が出てから1年かけて成長。でも花を咲かすのはたった2~3日とな。知ると今までとはちょっと違った視点でタンポポが見れますね👌 【学校図書館に入れたい候補】2023/04/21
ツキノ
11
このシリーズのいいところは①本のサイズも写真もデカイ ②音読できる ③巻末に用語解説、さくいんがある シリーズはつづくのかな。ぜひつづいてほしい。2015/05/26
もも助
9
一人で読むことも、また読み聞かせでも使える絵本。索引や用語解説も付いている。写真は感動的に美しくはないが、大きいのでとてもわかりやすい。特にタンポポの種が飛んでから芽を出し花を咲かせるまでは、連続して観察しているかのような気持ちになり、身近なタンポポのことを改めてもっと知りたくなった。2018/11/14
遠い日
9
とにかく写真が大きくて、説明がわかりやすいのがいい。一本の綿毛から根が出て、双葉が出て、成長していくようすがよくわかる。タンポポの花の構造、専門用語の解説や索引も親切。科学絵本ながら読み聞かせにも向くというのが、いい。2015/07/11
ichigomonogatari
3
大きな写真でたんぽぽのお花や種の構造をやさしく説明してくれる。1年準備してたった2、3日しか咲かないなんて。ラストページの、一面タンポポの綿毛の野原が圧巻。タンポポはやっぱり可愛い。2020/02/09