内容説明
暗い森の奥深くの、ケーキとお砂糖でできたうつくしい家―まいごになって、おなかをすかせた子どもたちは、思わずおびきよせられた。でも、ヘンゼルとグレーテルをまんまと檻に閉じこめた魔女は、子どもたちについてふたつのことを忘れていた。兄妹が、とてもかしこくて、勇気のある子どもたちだということを。森のなかのお菓子の家は、魔女のすみかだった。子どもたちが勇気をふるって、自分自身をまもったお話。アメリカ児童文学の俊英シンシア・ライラントによる『ヘンゼルとグレーテル』。
著者等紹介
ライラント,シンシア[ライラント,シンシア][Rylant,Cynthia]
絵本からヤング・アダルト向きの小説まで、100冊以上の作品を執筆してきたアメリカの児童文学の作家。『メイおばさんの庭』でニューベリー賞を受賞。A Fine White Dustでニューベリー賞の佳作となる。また2006年には『ヘンリーとマッジとひいおじいちゃん』で最初のセオドア・スース・ガイゼル賞を受賞した
カラーチー,ジェン[カラーチー,ジェン][Corace,Jen]
エイミー・クロウス・ローゼンサールの『まめぼうやのリトル・ピー』で絵本のイラストレーターとしてデビュー、高い評価を得た。ロードアイランド・デザインスクールを卒業後、本以外のさまざまな分野でもフリーランスのイラストレーター、デザイナーとして広く活躍している。現在は、シアトルに在住
水野るり子[ミズノルリコ]
東京大学文学部卒業。詩人。詩集『ヘンゼルとグレーテルの島』(第34回H氏賞)、『ラプンツェルの馬』、『クジラの耳かき』その他。現代詩人会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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