内容説明
おとしあなに落ちた!こわがりやのテレサは、サイのテリーに助けられ、いっしょに遊ぶようになりました。アジアの地で、力づよく成長するトラを描いた物語。豊かな心、科学する心をはぐくむ動物絵本。
著者等紹介
イーガン,ビッキー[イーガン,ビッキー][Egan,Vicky]
子ども向けの絵本やイラストいり読みものの分野で、企画、執筆、編集の仕事をしている
ルカ,ダニエラ・デ[ルカ,ダニエラデ][Luca,Daniela De]
子ども向けの絵本やノンフィクションの本の絵を多く手がけ、なかでも、科学、地理などノンフィクション部門の児童書は、12ヵ国で翻訳出版されている
秋篠宮紀子[アキシノノミヤキコ]
静岡県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程を修了。財団法人結核予防会総裁。「生き物文化誌学会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
18
読み友さんから。テレサの部分は擬人化。けれどもリアルな生態もきちんと掲載されていて、そのギャップに戸惑いながらも面白く読みました。最後のページでシリーズなことを知りオタマさん大興奮。まずはゾウ!だそうです。2016/02/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
『小さな本の大きな世界』 https://bookmeter.com/books/10779963 で紹介されていた本。あとがきを読んで気づく、秋篠宮紀子様が構成と訳!妃殿下の頃の作品だそうです。豆知識があったり、しかけ絵本であったり、トラのテレサと楽しみながらトラの生態・生育を学べる絵本です。2021/01/15
ヒラP@ehon.gohon
12
ちょっと変わったトラの解説絵本です。秋篠宮紀子様が翻訳されているのですね。テレサや他の動物たちが擬人化されているので、不思議な感覚でした。2019/02/20
absinthe@読み聞かせメーター
12
5歳の娘に読み聞かせ。秋篠宮紀子さまが翻訳なさったとは! おむつを履いたとらの赤ちゃんがカワイイ。間に透明なページがあって仕掛け絵本にもなっている。また、子供向けのお話の合間に、虎の習性についての豆知識が囲みに書かれていて大人にも面白い。怖がりなトラの赤ちゃんがだんだんと成長していく姿が、思わず応援したくなる。2016/01/05
みかりんご。
6
【図書館】秋篠宮紀子皇嗣妃殿下訳(紀子妃殿下時代に出版)。◆舞台はインド、主人公は赤ちゃんトラのテレサ。彼女が生まれて初めて友達を得て、成長するという内容。言葉を1つひとつ選び、とても丁寧に訳された話でした。読み進めると合間に透明フィルムのページがあって、ちょっとした仕掛け絵本ぽい作りです。10月半ば頃、初訪問した市内の某図書室にて読了。いつもの図書館では借りなかったと思うので、思い出深い1冊になりました。2020/10/25