内容説明
安政4年12月1日、「日本の近代化」の扉が開かれた!南部人・大島高任と東北のテクノポリスをめぐる人々の物語。
目次
序章 鉄の町・釜石の歴史
第1章 江戸期の釜石(ビスカイノの金銀島探険;南部人・安藤昌益の「ひとりしかする」 ほか)
第2章 鉄をめぐる人々(釜石製鉄所建設の父・山尾庸三;大島高任書簡と「嶋」の字 ほか)
第3章 釜石と文人たち(石川啄木と俳痴工藤大助;富田小一郎と啄木の師弟愛 ほか)
第4章 みちのくへの旅(新聞記者・原敬の釜石取材記;原敬の「一山百文」印 ほか)
著者等紹介
小野崎敏[オノザキサトシ]
1934年、栃木県足尾町に生まれる。東京都立大学工学部工業化学科卒業後、日鉄鉱業(株)に入社。同社取締役、釜石鉱山(株)代表取締役などを歴任。現在、日鉄鉱業(株)名誉顧問。「NPO法人足尾に緑を育てる会」や「NPO法人足尾歴史館」の設立に参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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