内容説明
忘却を恐れず、探偵小説の手法を「推理」にしぼった黄金時代の傑作。九月にしては暑い日、手漕ぎのボートでのんびりとスリープ村の貸し別荘を目指す男がいた…だが、男が渡し場で出会ったのは?…時間が経つにつれ連続殺人事件の謎はますます深まっていく…。
著者等紹介
ケネディ,ミルワード[ケネディ,ミルワード][Kennedy,Milward]
1894年英国生まれ。第1次大戦中は情報部に勤務、その後、官吏、ジャーナリストとして働く。黄金時代の実力派として探偵小説を執筆するとともに批評家でもあった。1968年没
大澤晶[オオサワアキラ]
京都生まれ。大阪外国語大学卒(フランス語専攻)。新聞記者を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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