世界湖沼ビジョン―湖と人、共存の道をひらく

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787585356
  • NDC分類 452.93
  • Cコード C0040

内容説明

世界湖沼ビジョンは、湖というきわめて美しく、きわめて傷つきやすい生態系が、危機的な状況にあることを認め、現在と未来の世代のために、湖沼生態系の保全と利用をはかることをめざすものである。

目次

第1部 世界湖沼ビジョン(世界湖沼ビジョン;湖の持続的利用を妨げる障害と脅威;世界湖沼ビジョンを実行にうつすための諸原則;世界湖沼ビジョンの実行―有望な行動と戦略 ほか)
第2部 国際水系としての天然・人工湖沼―世界湖沼ビジョンに向けて(アフリカにおける水資源の持続的管理に伴う諸問題;南アメリカの持続可能な水資源―アマゾン川とラプラタ川の流域について;国際水系としてのカスピ海地域;ドナウ川―河川流域の統合的管理の必要性 ほか)

著者等紹介

吉良竜夫[キラタツオ]
1919年、大阪市に生まれる。気候と植生の分布を、全地球的な視点で統一的に把握する「生態気候区分」の研究から出発し、「生産生態学」の確立に貢献した。第2次世界大戦後は、いちはやく東南アジア地域の熱帯林生態系の研究に取り組み、タイ、カンボジア、マレーシア、インドネシアなどで、現地調査による研究の中心的リーダーとして活躍した。1970年代後半からは、日本最大の湖である琵琶湖の総合研究に着手。一方では、各界の人びとに参加を求めて世界湖沼環境会議の発足に尽力した。国際的な湖沼環境研究の推進と陸水環境問題への対応の組織化の両面で、主導的役割を果たしてきた。滋賀県顧問、前琵琶湖研究所長、大阪市立大学名誉教授
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