内容説明
新本格派に多大な影響を与えた不可能犯罪の巨匠ディクスン・カーをはじめとして、戦後を代表する密室ミステリの名手、ホックとカミングスの短編など、本邦初訳の全18編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
3
本邦初訳の密室ミステリー18編が小さな文字の二段組みで400ページ超と読み応えのあるアンソロジー。各作品の冒頭にある編者ふたりによる作者紹介・作品解説も内容が濃くて参考になった。有名作家をディスりまくる「ガラスの部屋」に笑った。2022/03/06
hakumai
3
すべて短めのお話。かなり昔の作品だけど色褪せない。タレント氏の帰還後の話もあり、自分としては満足な一冊でした。2017/03/23
飛鳥栄司@がんサバイバー
1
こういう1冊を読んでいる時に感じるのは「至福」だよね。やはり、最後に収録されているカーの作品が飛び抜けて絶品。2014/07/11
ありさと
1
C・デイリー・キングの「危険なタリスマン」が読みたくて。やっぱりこれは面白かった! あとサミュエル・W・テイラー「罠」の手記の使い方にぞくぞく。最後のカーの巧みさにぞわぞわ。ほかも地味ながらに読ませるものが多い。良いアンソロジー。2012/12/30
kanamori
0
☆☆★2012/10/21