目次
保健の先生になりたいの?
愛される精神薄弱児
養護学校の教員は差別者だ
せんせいぼく障害児?
私にも名前があるんです
なんで字を覚えなきゃいけないの なんの役に立つの?
養護学校よどこへ行く
養護学校はつまらない
愛してる~
先生勉強やめないで
もう一回笑って
先生Cちゃんうなずいたよ
共に学ぶレポートではない
ぼく字を覚えているから国語の勉強しない
これ私が作ったんじゃない
「ために」から「共に」へ
ここで脱いじゃダメ
私養護学校義務化世代ですから
Sちゃんだけずるい ぼくたちも教室から飛び出したい
―パス パスパス〔ほか〕
著者等紹介
高木千恵子[タカギチエコ]
1970年「障害児のために」と教育学部特殊教育学科を卒業し、養護学校の教員になる。「養護学校の先生は、差別者だ」と障害者解放を訴える障害者達から突き付けられ、養護学校義務化阻止共闘会議に関わる。そして「障害者のためにから、障害者と共に」がわかるようになる。1981年八王子市内の小学校へ移り、普通学級で障害児を受けとめ共に学ぶ教育に取り組む。その後、日野市、世田谷区、調布市に転勤し、その間に特殊学級の担任も経験する。退職後、東日本大震災の年に「東北関東大震災障害者救援本部」で救援活動をする。救援本部が閉じた2016年から「障害児を普通学校へ・全国連絡会」の運営委員・事務局長となり現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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