内容説明
西洋の愛の教え『聖書』と東洋の知の教え『易経』―2つの偉大な書物を心の糧に、山あり谷ありの92年の歳月を重ねてきた著者が伝える、生きるうえでの自然な道しるべ。戦争をはじめ多くの困難や悲しみをくぐりぬけながらも、みずみずしい感性で発見に満ちた毎日を送る著者の「あるがままに」という信条が、凍えた心や頭をふっとほぐしてくれる。
目次
第1部 命こそ「神の愛」―『易経』の扉が開いたとき(お祭り;お寺;神社 ほか)
第2部 本物と偽物、謙虚と高慢―それを学んだ歳月(小説家になれなかったわけ;山と自然と)
第3部 心の自由は終わらない(終の棲み家―軽井沢物語;老いへの道;死の淵から ほか)
著者等紹介
梶川敦子[カジカワアツコ]
1923年、東京都牛込に生まれる。白百合高等女学校卒業。芹沢光治良に師事。「死者の家」で第2回群像新人賞入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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