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内容説明
米光一成、鈴木理香、笹成稀多郎、門司という第一線で活躍する講師陣がテーマ設定の仕方からキャラクター作り、実践的なシナリオ作成方法、売れるゲームにするためのマーケティングのキモ、オリジナリティーを高めるヒント、創作の注意点までを惜しみなくレクチャー。作家の体験談・制作秘話までも収め、シナリオライター志望者だけでなくゲームファンをも魅了する「書き方」の決定版。
目次
第1章 ゲームシナリオを書こう!(川上大典)(ゲームシナリオを書くということ;ゲームの種類 ほか)
第2章 新しいゲームシナリオ作法のために(米光一成)(ゲームシナリオの書き方そのものを自分で考えること;『魔導物語』―たくさんのヒラメキが結び付いて一つのものになること ほか)
第3章 ゲームシナリオを書くために大切なこと(鈴木理香)(シナリオを書くために、どんなことが必要ですか?;シナリオを書くために、日頃から準備していることは何かありますか?)
第4章 ある筆者の経験則に基づくゲームシナリオ概論(笹成稀多郎)(書式と技術;現場の実践 ほか)
第5章 ゲームを「創る」シナリオライター(門司)(なじみのフレーズを創る;書くために読む ほか)
著者等紹介
川上大典[カワカミタイテン]
1980年、鹿児島県生まれ。筑波大学大学院生命環境科学研究科博士前期課程修了、専攻は環境科学。ゲームシナリオライター、随筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
私的読書メモ3328
1
共著であり、個々を見ると非常に良いもの、ためになることも書かれているように思うのですが、だからこそ編集責任を問いたいです。半ば重複するような内容もあり、一冊の中でまとまりがなく、あまりに放漫な出来です。また、ある程度仕方がないことですが、書かれた時期の状況が現在では全く参考にならないであろう部分も多く、また単に辞書にでも載っているような内容がいちいち書かれていたりで、その分で損したように感じられます。もうちょっと、「ならでは」のことに絞るべきでしょう。2019/07/31
ハンギ
1
米光一成さんがバロックのシナリオを書いているとは知らず、意外だった。ぷよぷよとバロックがつながるとは。シナリオライターといえどもいろんな種類があるようで、セリフを書くキャッチコピー的な仕事や、世界観構築みたいな仕事もあるようで。昔はライターもプログラミングをやっていた時代があったそうでびっくりした。笹成さんのパートはやや雑な印象を持った。川上大典さんは批評家っぽいから批評家なり評論家に転身してもうまく行くような感じ。昔の美少女ゲームが、今の深夜アニメやラノベ、ゲームに絶大な影響を与えているのがわかった。2014/06/08
えみぃ
1
米光さんが書いてるシナリオ本!?と聞いて購入。5人が全然異なることを書いているのが、印象的だった。ベテランの方の経験から語られる言葉にわくわくしたり、自分が書いてるシナリオにない視点があって早速取り入れて見たり、(キャラについ欠点を入れたくなくなってしまう)共感したり反感湧いたり、とにかくシナリオ書く意欲が掻き立てられる本だった。ひとつのきっかけに頼らず、いろんなものに触れて、自分の作品を作り上げたい。2014/05/30
とんび
1
鈴木理香さんがシナリオ指南をしているだけで、個人的には買う価値あり、というか全部鈴木さんが書いた本が欲しかったな。 表紙が美樹本さんというのが意外だが、本文の挿絵が八神健さんというのが超意表をつかれた。「密・リターンズ」わりと好きだったのよね。2014/05/21
naou
0
指南書、というよりは「私はこうやって書いています」という本。第一線で活躍されている方のリアルはとても為になるかと思います。私はどの著者さんも存じ上げなかったのですが、米光さんのお話が印象深いです。そして今までテーマの定義がわからなかったのですが、鈴木さんのお話で理解できました!すっきり。ただ気になったのは導入部。川上さんはマーケティングに長けている方だということはわかるのですが、初めに読む文、章としては作品の紹介や分析が延々と繰り返されるのでちょっと…(^_^;)薀蓄臭がしてしまいましたかね。2015/05/24