内容説明
フリーライターは何でも屋!出版をメインに多種多様な表現を求められる業界で、自分の強みを生かして文章を書いてお金を稼ぐ。ナゾが多い仕事と生活の実態を、現役ライターが自身のエピソードを交えながら「なる方法」から「続けていくコツ」までをドドンと紹介する。
目次
第1章 ライター、作家、編集者
第2章 こうしてライターになりました
第3章 向いている人、向いてない人
第4章 ライターの勘どころ
第5章 ナゾの日常生活
第6章 ライター稼業はハプニングだらけ
第7章 少ない道具で合理的に
第8章 時間とお金の裏事情
第9章 で、ライターって楽しいの?
第10章 ライター、その後
著者等紹介
八岩まどか[ヤツイワマドカ]
1955年生まれ。20代後半に、昔ながらの湯治場をめぐり、観光旅行ではない温泉のよさを再発見。以来、温泉の歴史、文化、民俗に興味を覚えて執筆活動を展開。ほかに、ニオイやセクシュアリティーなど、皮膚感覚といえる領域にも活動を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
46
著者の謳うとおり、ハウツー本ではなく、体験談に近い。著者が高名な作家であれば有り難みも湧くのだが、名前も見たことない温泉ライターのおばちゃんということもあり、あまり読んでいて熱を感じることもなく。2017/03/27
morinokazedayori
34
★★★★フリーライターの仕事、収入、生活、適性など、この職業のことがよく分かる。自分のペースで生活できたり、自分が掘り下げたい分野に関わることができる反面、生活は不安定で、実力や自己管理能力を問われるシビアな世界だ。1つの記事や1冊の本を仕上げる労力と情熱に、感服した。2016/08/30
ハンナ
5
『なろう!』っていうタイトルに対して、内容ではそれほどオススメはしていない(^_^;) でも、「こういう生き方しかできなかった」とあるわりには、ライターという仕事を愛し、真剣に向き合っている作者に好感が持てました。 出てくるエピソードが何度か重なっていましたが、そもそも知っている土地と人物が出てきただけでとっても親近感が湧きました!2012/10/12
ybhkr
3
フリーライターになろう!と薦めていないのでタイトルとは違うかも。表紙からアラサーくらいの女性が書いているのかと思ったらアラフィフ…よりもちょっと上の世代で時代が違うんじゃないかなー…という気がしました。インターネットの発達によりノウハウも違うし。あと、フリーでやっていくには固定電話は必需品なのかな?今の若いフリーの方も固定電話持ってるのかな?今だファックスが必要なこともあるかもしれないので、あったほうがいいんだろうなぁ…って気はした。やはり成功者はある程度年齢が上じゃないとむずかしいのかな。2015/04/18
だいご
2
ネットで見てたらアウトソーシングとかもあったけど、筆者は結構ライター歴が長いから入り方はちょっと違うのかもしれない。自分の足で動いて繋がりを作っていくことが大事なのはどの職でもそうなんだろうな。ライターという仕事がどのようなものか知れておもしろかった。2025/04/06
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