古本デッサン帳

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古本デッサン帳

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787291479
  • NDC分類 020.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

古書店のエピソード、文学者や文庫本をめぐるエッセイ、あるいは装丁から見た本の話題、本の落書きなど、本好きがつづる読書随筆。坪内祐三ほかの読み巧者が太鼓判を押す「いい意味の教養的なにおい」に満ちた味わい深い一冊。

序にかえて

1 
(1)本は道連れ、世は無情
(2)レ・マンディアン
(3)パリぐるぐる旅
(4)ボローニャ時間


(1)装幀の遠近
(2)『悉皆屋康吉』/『モリエール・テアートル・コンプレ』/『美貌の青空』/『姿三四郎』/『小鳥ノ飼ヒ方』/『闇のなかの黒い馬』
(3)眼の彼岸──青山二郎の装幀本周辺
(4)黄金衝動と『テスト氏』
(5)ソウテイにどういう漢字を当てるか


(1)五十九冊の本
(2)元気だして
(3)古書店犯罪日録
(4)火宅
(5)読経書房


(1)かうばしい本のにほひ
(2)落書考
(3)大杉栄訳『昆虫記』──一九九八年の収穫
(4)宮本常一の旅
(5)坪内祐三の声
(6)『梶井基次郎全集別巻』


(1)細川叢書寸感──岡本芳雄と純粋造本の蹉跌
(2)甲鳥書林周辺
(3)甲鳥書林関連出版目録[試作]

初出一覧

内容説明

半世紀を眠ってきた古本の体温を計り、虚飾を排した造本の妙を確かめながら、名もなき出版人の精神と向き合う美術家の眼差し。

目次

本は道連れ、世は無情
レ・マンディアン
パリぐるぐる旅
ボローニャ時間
装幀の遠近
眼の彼岸―青山二郎の装幀本周辺
黄金衝動と『テスト氏』
ソウテイにどういう漢字を当てるか
五十九冊の本
元気だして
古書店犯罪日録
火宅
読経書房
かうばしい本のにほひ
落書考
大杉栄訳『昆虫記』―一九九八年の収穫
宮本常一の旅
坪内祐三の声
『梶井基次郎全集別巻』
細川叢書寸感―岡本芳雄と純粋造本の蹉跌
甲鳥書林周辺
甲鳥書林関連出版目録(試作)

著者等紹介

林哲夫[ハヤシテツオ]
1955年、香川県生まれ。武蔵野美術大学卒業。画家、日本美術家連盟会員。日本出版学会会員。画業のかたわら本好きの作る同人雑誌『ARE』、『sumus』を編集する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

paluko

10
装丁とは何か、古本屋さまざま、ミニ出版社の本、パリ・ボローニャ古本屋事情など、本とその周辺(人間関係含む)をめぐるエッセイ集。「そもそもが本は読むためのものではなかった。(略)書物は『契約』すなわち『起想の方法』だった」(77頁)という記述にハッとする。2023/09/04

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