芹沢光治良の世界

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芹沢光治良の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787291417
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

最期まで神について語りつづけた作家・芹沢光治良。その文学の源泉をさぐるため、ただ一人の愛弟子が芹沢の故郷を訪ねる。芹沢文学を読み解く重要な鍵である書簡集、ルポルタージュ、作品論の三部構成で芹沢の素顔に迫り、魂の遍歴をたどる。

はじめに

1 書簡
2 不思議探しの旅
3 「神」シリーズ

おわりに

内容説明

文学を精神的な支えに生きる少女からの手紙に、芹沢光治良は「魂の娘」を慈しむように厳しく温かく、真摯に応えた。二人の交流は、作家が晩年に「神」についてしげく語り、眠るように亡くなるまで絶えることはなかった。天理教をめぐる家族との確執、フランスでのカトリックとの出合い。芹沢文学の根底につねにある宗教への問いかけは、みずからの生き方と深く結びついている。ただ一人の愛弟子である著者は、そこで芹沢の故郷・沼津へ不思議探しの旅に出る。取材を重ねるごとに浮かび上がる意外な事実―。書簡集、ルポルタージュ、作品論の三部構成によって芹沢光治良の素顔に迫り、魂の遍歴をたどる。

目次

第1章 書簡
第2章 不思議探しの旅
第3章 「神」シリーズ