出版社内容情報
美しき日本文学の渓流をたどり、その淀みに浮かんで、せせらぎの音に嘆じる──読書の達人が古典から近・現代までの黄帯・緑帯600点を賞味し、佳品200点を選りすぐる。寝ても覚めても親しんだ岩波文庫へのオマージュにして快哉の逸品。
まえがき
１ 『下学集』『物類称呼』『毛吹草』
２ 『鶉衣』『風俗文選』
３ 狂歌集二冊
４ 川柳句集二点と『武玉川』
５ 『醒睡笑』『中世なぞなぞ集』
６ マーク・トウェイン『赤毛布外遊記』
７ 『西洋道中膝栗毛』『牡丹燈籠』
８ 広津柳浪と樋口一葉の三冊
９ 『鏑木清方随筆集』
10 木下尚江『良人の自白』
11 尾崎紅葉の四冊
12 グリンメルスハウゼン『阿呆物語』
13 勅撰和歌集から一冊
14 個人和歌集から一冊
15 『王朝秀歌選』『定家八代抄』
16 歌合集二冊
17 『中世歌論集』『連歌論集』
18 『キップリング詩集』
19 明治・大正の詩集から三冊
20 短歌集から五冊
21 『萩原朔太郎詩集』
22 『中勘助詩集』『中勘助随筆集』
23 昭和の詩集から三冊
24 『イーゴリ遠征物語』
25 『王朝漢詩選』
26 『記紀歌謡集』
27 『梁塵秘抄』『閑吟集』『山家鳥虫歌』
28 『伊勢物語』『平賀元義歌集』
29 『百人一首一夕話』『俳家奇人談』『近世畸人伝』
30 『朝鮮童謡選』
31 『日本唱歌集』『白秋愛唱歌集』
32 正岡子規『歌よみに与ふる書』
33 訳詩集潤一郎の四冊
59 佐藤春夫の二冊
60 室生犀星の一冊
61 『ラインケ狐』とケラー『射撃祭』
62 『今昔物語集』
63 上田秋成の『物語』二冊
64 井原西鶴の五冊
65 『近世風俗志』
66 本居宣長の一点
67 郭沫若『屈原』
68 長与善郎『項羽と劉邦』
69 志賀直哉の二冊
70 宇野浩二と葛西善蔵の各一冊
71 国木田独歩の二冊
72 太宰治の二冊
73 『チェーホフ一幕物全集』
74 『能狂言』
75 日本の昔ばなし三冊一括
76 『役者論語』『舞曲扇林・戯財録』
77 『日本外史』
78 『常山紀談』
79 『聊斎志異』
80 四迷と魯庵の各一冊
81 長塚節『土』
82 真山青果『元禄忠臣蔵』
83 岡本綺堂の戯曲
84 近松秋江の二冊
85 マンゾーニ『婚約者』
86 『義経記』
87 『梅暦』
88 『浮世床』より『浮世風呂』
89 『仮名手本忠臣蔵』
90 竹田出雲のもう一冊
91 フローベール『聖アントワヌの誘惑』
92 徳田秋声の一冊
93 田山花袋の二冊
94 島崎藤村の三点
95 川端康成と石川淳の各一冊
96 上司小剣『鱧の皮』、中島敦『山月記・李陵』
97 バルザック『
内容説明
美しき日本文学の渓流、その淀みに浮かんでせせらぎの音に嘆じる―古典から近・現代までの黄帯・緑帯６００点から佳品２００点を選りすぐる。寝ても覚めても親しんだ岩波文庫枕頭の書。
目次
『下学集』『物類称呼』『毛吹草』
『鶉衣』『風俗文選』
狂歌集二冊
川柳句集二点と『武玉川』
『醒睡笑』『中世なぞなぞ集』
マーク・トウェイン『赤毛布外遊記』
『西洋道中膝栗毛』『牡丹燈籠』
広津柳浪と樋口一葉の三冊
『鏑木清方随筆集』
木下尚江『良人の自白』〔ほか〕
感想・レビュー
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おめるた
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- 和書
- 抱きしめられたい
