出版社内容情報
アグネス論争、セクハラ、マドンナ旋風、そしてHanako族……。颯爽と登場し駆け抜けた「女性の時代」とはいったいなんだったのか? フェミニズムの旗手・上野千鶴子の批判的検証をとおして、大衆消費社会の欲望とその構造を解読する。
はじめに
1 上野千鶴子論
(1)「上野千鶴子」のフェミニズム〈遊戯〉
(2)「経済大国ニッポン共同体」とフェミニズム
(3)上野千鶴子は女を救えるか
2 大衆消費社会と「女性の時代」
(1)「女性の時代」の神話と構造
(2)「フェミニズム」症候群
(3)大衆消費社会と女性の内面
3 「女性の時代」と育児
(1)「出産飢饉」の時代
(2)学童保育と保育所の現在
4 マザコン日本の家父長制
(1)マザコン日本の家父長制
あとがき
主要参考文献
この商品は非再販本です。ご購入のさいは青弓社にご連絡ください。青弓社(03-3265-8548)
-
- 洋書
- Speechless