電子的迷宮 - 電子テクノロジーの神話学

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電子的迷宮 - 電子テクノロジーの神話学

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784787290267
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

電子テクノロジーの驚異的な進展が、われわれの世界を大きく変えようとしている。サイバーパンクSFにみられる新たなイメージから、文学・映画・美術の諸領域へのテクノロジーの浸透と拡張しつづけるサイバースペースの意味をさぐる。

プロローグ 微光の誘惑 電子テクノロジーのグラフィズム


 (1)彼方の身体――ウィリアム・ギブスン「クローム襲撃」『ニューロマンサー』
 (2)P・K・ディックと戦争機械――P・K・ディック『時は乱れて』『高い城の男』『最後から二番目の真実』『戦争が終わり、世界の終わりが始まった』
 (3)乾くもののための神話――映画『2001年宇宙の旅』
 (4)未来の「未来」と宇宙の秘蹟――映画『2010年』
 (5)生命論の行方――ベルクソン、ベルタランフィ、ドゥルーズ=ガタリ


 (1)エレクトリック・エイジの黙示録――脳をめぐるSFの変遷史
 (2)みずみずしいにんじんのラヴクラフト――H・P・ラヴクラフト「アウトサイダー」「クスルウーの叫び声」「異次元の色彩」
 (3)アンチ・スピード――D・ブッツァーティ『タタール人の砂漠』
 (4)廃墟の誘惑――J・G・バラードとウイリアム・バロウズ
 (5)「生きている海」と記号の死/死の記号――スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』
 (6)電子ゲームとSF――P・K・ディック「リターン・マッチ」

あとがき
引用文献


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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

彗星讃歌

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ふとした時に時々読み返したくなる本。また再読。2001年宇宙の旅やニューロマンサー等の電子テクノロジーを扱った本や映画を通して、人間と技術の繋がりを幻想的な語り口で描いている。この本は89年に出版された物だが、今なお色褪せない未来への描写とほのかに香るノスタルジーに古本屋で偶然この本を目にした時から私は魅力され続けている。2023/01/27

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