流用アート論―一九一二‐二〇一一年

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

流用アート論―一九一二‐二〇一一年

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月23日 11時36分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 196p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787273086
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C0070

内容説明

既製品を流用するレディ・メイド、印刷物の断片を流用するコラージュ。アートは複製技術の登場をきっかけにあらゆるものを流用し、次々にアート作品に置き換えてきた。現代アートの百年を「流用」という視点からレクチャーして、これからのアートの可能性に迫る。

目次

「流用」によるアートの誕生
「既にあるもの」と現代アート
抽象表現主義とネオダダ
ミニマリズム
アート表現に置き換えられる身体行為
コンセプチュアル・アート(概念芸術)
「場」を流用し、表現を拡張する
ポップ・アートの登場と展開
アメリカのポップ・アート
ゴミという素材へのこだわり
ポストモダニズム
なりきることで生まれ変わる
拡張される写真の正面性
流用は時間を変容させていく
メディアを超えて連鎖する流用
ライフスタイルと重なり合うアート
「流用」が紡ぐ神聖からキッチュまで

著者等紹介

小田茂一[オダシゲカズ]
1949年、石川県生まれ。東京大学文学部(美術史)卒業、広島大学大学院社会科学研究科博士課程前期(マネジメント)修了。NHKの教育・教養系番組ディレクターおよびプロデューサーを務め、現在、愛知淑徳大学メディアプロデュース学部(メディア表現コース)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいそ

4
アートの表現は「何がwhat」ではなく「どういうふうにhow」になり、さらに「独自のコンセプト」を提示しているかどうか、になっているらしい。自分は「アート」はよくわかっていないのだが「これは何を表しているんだろうねぇ?」という入り方はしないようにしてみたい。「いつの時代にも、アート作品には表現者からのメッセージが込められている。」そうなので、それを感じられるようにしていきたい。「現実に、私たちが日常のなかで視覚を通じてみている知識は、本物からではなく、コピーされたイメージを通してであることが少なくない。」2017/02/10

邪馬台国

1
ここ100年の大きな流れをさっと再確認できて満足。著者の好みで説明にばらつきがあるけども、どの“流用”も毎回そこに至るまでの文脈をたどり直すので、読み進めるうちに一世紀で鳥瞰的に眺めたときのウエートが感覚的にわかってくる。さらに掘り下げるための参考文献が充実してたらなお良かった。2012/11/10

haji

0
つまらなすぎて途中で読むのをやめた。流用、という言葉を軸に美術史を紐解く姿勢や価値は理解できるが、あまりに内容が薄く「お前ただ流用って言いたいだけだろ」的な趣がある。途中で椹木野衣の『シミュレーショニズム』を引用しているのだが、それこそ『シミュレーショニズム』を読んだ方がよっぽど「流用」という概念について深く理解出来るだろう。もちろん、入門書としてもオススメ出来ません。2012/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3586108
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品