内容説明
『ターミネーター』『2001年宇宙の旅』『ロボコップ』『スタートレック』…。サイボーグやロボット、地球外生命体と人間との接触が映し出す現代文化のありようを解読し、SF映画を通して私たちの人間性やアイデンティティがなぜ・どう揺さぶられるのかを探究するフィルム・スタディーズ。
目次
第1章 サイボーグ・エロス(ボーグの誘惑;「きて、私のなかに。お願い」 ほか)
第2章 ひび割れた鏡像―自己のイドラ(「Like tears…in rain.」;「存在は裸形を恐れて幻影をまとう」 ほか)
第3章 ドッペルゲンガー―自死の定め(「このお方は己の望みを知らんのだ」―人形つかいの矛盾;モンスター―人間の真実を映す鏡 ほか)
第4章 サイバー・ボディのキネーシス(Being a Invisible Body―意識のキネーシス;メディアとしての身体―意識のプロステーシス ほか)
終章 擬態的存在の明滅―Being the Skin
著者等紹介
浅見克彦[アサミカツヒコ]
1957年生まれ。和光大学表現学部教員。専攻は社会理論、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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