内容説明
クラシックファンならおなじみの廉価盤レーベル、NAXOS。新旧あわせて千数百点のアルバムのなかから本当にすばらしいものを100タイトルほどに絞って紹介。
目次
これぞNAXOS(壮絶!―誰なんだ!?ヨーゼフ・マルティン・クラウス;この1枚がなかったらいまの自分はなかった、『スウェーデン管弦楽曲集第2集』 ほか)
有名作曲家(交響曲というより宗教曲、ハイドン交響曲「嘆き」「受難」;変幻自在、音の万華鏡、ブリテン『ピアノ協奏曲』 ほか)
有名アーティスト(「注目の若手」ではなく実は…、ヘルムート・ミュラー=ブリュール;ノルウェーの偉人的ピアニスト、ステーン=ノックレベルグによる『ペール・ギュント』録音史上に残る名演 ほか)
マイナー作曲家(火事に遭って80パーセントの楽譜が焼失してしまったトヴェイト;グラミー賞「最優秀クラシック・アルバム」3部門受賞、ボルコム『無垢と経験の歌』 ほか)
日本作曲家選輯(山田耕筰;大木正夫 ほか)
著者等紹介
松本大輔[マツモトダイスケ]
1965年、愛媛県松山市生まれ。岡山大学法学部卒。WAVE、HMVのクラシックバイヤー、店長を経て独立。アリアCD店主として現在に至る。メンタルケア心理士の資格をもっていて、『クラシック・スナイパー』シリーズではクラシック・セラピストを主人公にしたマンガを掲載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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baboocon
8
超速読で読了。オフ会で借りた本。NAXOSというレーベルは目にしたことはあるけど、失礼ながらマイナーなイメージ。で、紹介されているアルバムもやっぱり一般にはマイナーな作曲家や演奏家が多いかな。2017/01/18
ソーダサイホン
1
府。この本のお勧めを8枚買ってみた。聞いたことのない作曲家が多かったが買ってよかったと思える作品だった。2009/03/19
hr
0
この本を読んでいると、忘れかけていた「聴いたことのない音楽に接する楽しみ」が甦る。この本にほだされて、スヴェンセンの交響曲、ウォルトンの弦楽四重奏曲をすぐ聴いた。2024/01/13