出版社内容情報
71期生4人組、愛華、真琴、稔、轟の同時トップ就任をクローズアップ、『ノバ・ボサ・ノバ』などの再演物考察、春野、朝海、高央ら若手の成長を見守りながら、今後の問題点までもおりこんだ疾風怒濤の4冊目。宝塚歌劇は21世紀にはばたけるか!?
まえがき DE 章
1 男役十人衆の章
(1)「ぷっ」すま。――頼りなブラザーズに花束を 愛華みれ&匠ひびき
(2)『夜明けの序曲』再考
(3)僕らのスーパー・ヒーロー――それは人の目を気にしない 真琴つばさ
(4)アッチィチィの勝先生――男役ダダイズム 紫吹淳
(5)華麗なる千成瓢箪(せんなりびょうたん)――パイナップル・キング 轟悠
(6)遅れてきた男――黒田官兵衛、苦笑い 香寿たつき
(7)ハンプティ・ダンプティ――あるいは、『ドグラ・マグラ』(堂々巡り)のある風景 姿月あさと
(8)あの人もなれた列伝 和央ようか
(9)サイコ――考え込みすぎる人 稔幸
(10)『我が愛は山の彼方に』とは
(11)サンドイッチの時――LES ANNEES SANDWICHES 絵麻緒ゆう
2 プリンセス・プリンセスの章
(1)檀姫様――通勤は鉄ゲタで
(2)花總まり――女帝、そのあり方
(3)月影瞳――マイ・ファニー・トンミがくるりと輪を描いた~
(4)大鳥れい――和物のホッコリ魅力
(5)星奈優里――追う女
(6)プリンセス講座の補習――プリンセス衰弱ギリギリの乙
「宝塚は会議室でやってんじゃねえ! 舞台でやってんだあ!!」
で、このたび、よーやるの四冊目なのだが、今回は二〇〇〇年という記念すべき年に、「祝・七十一期同時トップ就任」という快挙をなしとげた四人プラス二番手をクローズ・アップし、あれこれ掘り下げてみたのと、再演物考察、そして、宝塚問題も織り込みつつ、またもブツブツ書いてみた。ま、そこはお気楽に読んでほしいというもので、あまり深い意味はない。♪人知れず、野辺に咲く小さなヅカ本~でいいのである。だが、これで私も自分の本性が露出するのだろう。う~む。マジメくさって日々バカなこと考えているのがバレてしまう。どうしよう。
目次
1 男役十人衆の章(「ぷっ」すま。愛華みれ&匠ひびき―頼りなブラザーズに花束を;『夜明けの序曲』再考 ほか)
2 プリンセス・プリンセスの章(檀姫様―通勤は鉄ゲタで;花総まり―女帝、そのあり方 ほか)
3 超選抜・あの人・この人・どんな人手帖’99年版(若手編;涙・涙編 ほか)
4 OG注意の章(黒木瞳;涼風真世 ほか)
5 宝塚問題の章(万姫の論理、ジュルメールの定理問題;「はい」は一度でいい問題 ほか)