感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
skr-shower
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他地区図書館本。ほとんどドラマは見ないのだが、チラホラ視た番組も有り。もう、災害後なんだか災害中なんだか災害前だかわからない日本。世相を映すのがニュースじゃないっていうのが不思議。地震もコロナも格差が広がっただけなんだな…2025/10/18
ハナさん*
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2025年7月30日第1刷。市図。新着図書の棚で見かけて。東日本大震災とコロナ禍という2つの「災」の「後」を描いたテレビドラマを、震災文学のような手法で論じた本。意外なことに書き下ろしだ。本書に出てきたたドラマを、どれ一つマトモに見たことはない(『正直不動産』は、チラッと見たことがある)が、それでも理解できる内容だった。論旨はキチンと伝わってきたし、妥当だと思われる。論は破綻しておらず、強引なところもあまりない(当たり障りのない内容が多いから、ということもあるが)。コロナ禍についての後半は論がやや弱いか。2025/09/07




