内容説明
自分と世界を変える第二歩のために―。規範や権力作用という視点を軸にして、基本的な知識からジェンダー論の核心、それを個別の問題に当てはめて考えるために必要な視点までを、豊富な具体例から平易に説く。ジェンダー論を学ぶ「はじめの一歩」にとどまらず、二歩目、三歩目を後押しする入門書。
目次
第1章 ジェンダーを考えること:1―ジェンダー論の前提
第2章 ジェンダーを考えること:2―ジェンダーのポリティクス
第3章 制度か心か―フェミニズムが問題にしてきたもの
第4章 差別/区別と自然化
第5章 男もつらいよ?―男たちの欺瞞のポリティクス
第6章 ジェンダーと社会的結合
第7章 ジェンダーと権力作用
著者等紹介
池田緑[イケダミドリ]
大妻女子大学社会情報学部准教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は社会学、ポジショナリティ研究、ジェンダー研究、コロニアリズム(ポストコロニアリズム)研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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